新技術であるプレシャスフラワーとは?従来とは違った生花の保存方法

新技術であるプレシャスフラワーとは?従来とは違った生花の保存方法

生花を枯らさずに保存するためには、生花になんらかの加工を施す必要があります。しかし、従来型の保存方法では、生花をそのままの形で残すのは難しいです。

そこで今回の記事では、従来型の生花の保存方法と、新技術のプレシャスフラワー加工による保存方法について解説いたします。

1.生花はいつか枯れてしまう

結婚祝いや卒業祝い・プロポーズなど、花束をもらう機会はいくつもあります。ところが、花束などの生花をそのままの状態で放置していると、すぐに枯れてしまいます。

生花はなにもしなければいつか枯れてしまうので、長期保存したい場合には、加工を行うのがおすすめです。

2.従来型の生花の保存方法

生花を長期保存したい場合に候補としてあげられるのが、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、押し花の3つの加工方法です。
まずはこれら3つの特徴について、詳しく解説していきます。

2-1.生花を乾燥させるドライフラワー

ドライフラワーとは、生花を乾燥させて保存する方法です。ドライフラワーは、風通しのよい場所に生花を逆さまにつるしておくだけでよいので、業者に依頼せずとも手軽に行えます。ただし、完成するまでに時間がかかったり、色落ちしやすかったりします。

ドライフラワーに適している生花は、バラやラベンダーなど水分が少ない花です。水分が少ない場合は、乾燥する過程で起こる変色や縮みを最小限に抑えられます。ドライフラワーは乾燥させて作るため、手触りはカサカサとしており、色味の鮮やかさがないという特徴があります。</p >

2-2.長期間生花を楽しめるように加工したプリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは1991年にフランスで「寿命の長い花」として開発されました。世界中の生花デザイナーがプリザーブドフラワーを取り入れて、テーブルフラワーやウエディングブーケなどで使われたことをきっかけに、世界中で広まりました。

プリザーブドフラワーは専用の溶液で生花の色味を抜き、その後染料で色づけしながら乾燥させる方法です。色味を加工しながらも、生花のもつ特徴をきっちりと抑えた形で保存できます。

生花と見違えるような形で再現ができるところが特徴で、湿気にとても弱いので、専用のケースに飾っておく必要があります。

2-3.ハンドメイドで加工できる押し花

生花を保存する方法として、一般的なものに押し花があります。押し花を作るときには、生花を花弁や茎、葉っぱなどのパーツにわけてプレスし、水分を取り除いて乾燥させます。押し花は、写真立てやしおりなどに張りつけたり、アクセサリーとして活用したりすることが多いです。

押し花の作り方は本や新聞紙で挟む方法とアイロンでプレスする方法、電子レンジで作る方法の3つがあります。どの方法も家庭で簡単にできるのが魅力です。

3.新技術であるプレシャスフラワーで保存する

生花はそのままの状態を長期的にキープすることはできず、いつか枯れてしまいます。思い出の生花をいつまでも残したい場合には、プレシャスフラワー加工で残すのがおすすめです。

プレシャスフラワーは、プリザーブドフラワーのように生花の色や形を変化させることなく、特殊な技術を用いてそのままの状態で保存できます。ここからはプレシャスフラワーを加工した後の、3つのタイプを紹介していきます。

3-1.従来の押し花とは異なるプレスドフラワー

従来の押し花の場合、立体的に加工できないというデメリットがありました。一方、プレスドフラワーは生花の本来の色合いをキープしながら、長期保存できるように加工した特殊な押し花です。従来の押し花と違った形で、立体的に保存できるのが特徴です。

3-2.ガラスの容器に残すボトルフラワー

ボトルフラワーは生花の色や形をそのまま閉じ込めた形で、ガラスの容器に残します。ボトルフラワーはガラスの容器に保存するので、生花の美しさを長期的に保存できます。

3-3.立体的に残せるソリッドフラワー

ソリッドフラワーは生花の色や形をそのまま閉じ込めた形で、立体的な額縁に残します。ソリッドフラワーは、3次元の額縁に立体的な形で生花として残せるので、とても見栄えがよいです。元の生花を再現でき、美しい色彩を保てるのが特徴です。

4.まとめ

まとめ

今回は生花を保存する方法として、ドライフラワー・プリザーブドフラワー・押し花と、新技術であるプレシャスフラワー加工されたプレスドフラワー・ボトルフラワー、ソリッドフラワーについて解説してきました。生花を枯らすことなくそのままの形で保存できるプレシャスフラワー加工は、大事な思い出をそのままの形で保存できるのがメリットです。

プレシャスフラワー加工を依頼したい場合は、「プレシャス株式会社」までご依頼ください。弊社はプレシャスフラワー加工という技術を開発し、生花を大事な思い出のまま残せます。貴重な思い出を残すための加工技術に興味のある方は、お気軽にご利用ください。