花を贈る記念日として有名なものに、結婚記念日・誕生日・プロポーズなどがあります。どれも人生のなかで大切な記念日ですから、相手に自分の気持ちを伝えたいと考える人も多いでしょう。
花を贈るときには、花言葉も大切ですが、相手の好きな花を選ぶのもポイントです。今回は記念日における花の選び方や、具体的な意味合いなどを解説していきます。ぜひ記念日に花を贈って、日ごろの感謝や愛情を伝えてみましょう。
1. 記念日の花の選び方
誕生日や結婚記念日など、記念日に花を贈る方は多いのではないでしょうか。記念日ではなくプロポーズときにも、花は定番です。
相手に喜んでもらうために、どういった花を贈るか迷ったときには、以下の選び方を参考にしてみてください。
1-1. 相手の好きな花や色を贈る
記念日に花を贈るなら、定番の花を選ぶのおすすめですが、相手の好きな花や色などにもこだわってみるとさらによいでしょう。もし相手の好きな花がわからないときには、自分が相手に感じた印象で選んでみましょう。
それでも決まらないときには生花店の店員さんにアドバイスをもらえば、ぴったりの花を見つけられます。
1-2. 花束のサイズで選ぶ
記念日に花を贈るなら、相手が持ち帰るときのことも考えましょう。大きな花束をもらうのは嬉しいものですが、持ち歩きには不向きといえるでしょう。逆に小さすぎると貧相なイメージになるので、サイズ感は大切です。大きな花束の場合は袋を用意するなど、持ち帰りやすい工夫をするのがポイントでです。
1-3. 郵送や宅配なら?
記念日に会えない場合は、郵送や宅配も便利です。郵送で花を贈るときには、生花ではなくアレンジメントやボックスフラワーがおすすめです。
ほかにも長持ちする花として、昨今人気のプリザーブドフラワーもよいでしょう。遠方にいる方に贈るなら、少しでも花が傷みにくいような工夫をしてみてください。
1-4. 花言葉だけでなくメッセージも
記念日に花を贈るときに花言葉を意識していても、それだけでは気持ちが伝わらないこともあります。もし花を贈るなら、メッセージカードを添えるのがおすすめです。花言葉に詳しくない人や気づかない人もいるので、メッセージカードを添えてダイレクトに気持ちが伝えましょう。
2. 結婚記念日に花を贈るなら?
結婚記念日とひとくちにいっても、銀婚式や金婚式などの節目となる記念日、革婚式や銅婚式などもあります。それぞれの結婚記念日でおすすめの花は違いますが、もし選ぶのに迷ったら定番のバラの花束がおすすめです。
ここからは結婚記念日に花を贈る際に、気をつけたいポイントや花言葉などをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2-1. バラの本数で意味が違う
結婚記念日に定番のバラですが、本数で意味が違います。たとえば「99本=永遠の愛」「100本=100%の愛」「101本=これ以上ない愛」、また「108本=結婚してください(プロポーズに最適)」「365本=毎日あなたが恋しい」などです。
ほかにも「12本(ダーズンローズ)=私の妻になってください」なども、プロポーズにはぴったりの花言葉です。バラの本数によって意味も違うので、選ぶときには自分の伝えたい想いに合わせて選びましょう。
2-2. バラの色で違う花言葉
赤いバラの花言葉には「情熱」「愛情」「あなたを愛しています」などがあり、記念日にもぴったりです。ほかにもピンク色なら「上品」、白なら「純潔」、紫色なら「気品」などの花言葉があります。色も選び方のポイントになるので、わからないときには店員などプロに相談するとよいでしょう。
2-3. 結婚記念日が夏ならひまわり
結婚記念日が夏なら、おすすめの花はひまわりです。ひまわりの花言葉には、「あなただけをみつめる」「光輝」などがあります。色は黄色が多いものの、珍しい白や紫にも素敵な花言葉があるので、事前に確認してみてくださいね。
2-4. 結婚記念日が冬ならストック
結婚記念日が冬か春なら、ストックがおすすめです。花が長持ちすることから「永遠の美」という花言葉もあり、白なら「思いやり」、ピンクには「ふくよかな愛情」などの意味があります。一本に花が数多く咲くので人気の花です。ぜひ花瓶に入れて、記念日を思い出してみてください。
3. プロポーズにおすすめの花
プロポーズの定番でもある花ですが、人気があるのはバラです。一生に一度の大勝負と考える人も多いので、ぜひロマンティックに演出してみてください。ここではプロポーズにおける花の扱い方や、注意点などもご紹介しています。
3-1. 花束が喜ばれる理由
プロポーズに花束が喜ばれるのは、女性は年に関係なくロマンティックな演出が好きだからです。持ち帰るときには余韻にひたることもでき、特別感を演出できることから花束が喜ばれます。
ただし、大きな花束ほど隠しておくのが難しく、サプライズには不向きといえるでしょう。もし、レストランでプロポーズをするなら、店員さんに協力してもらうことでサプライズが可能になります。
3-2. プロポーズに避けたい花
プロポーズに花を贈るなら、見た目だけでなく花言葉も考えて選びましょう。なぜなら、黄色が可憐なマリーゴールドの花言葉は「絶望」で、かわいいチューリップも黄色には「報われぬ恋」という意味があり、プロポーズには不向きです。
とくにチューリップは赤色の花言葉が「愛の告白」なので、彩りのために黄色も入れがちです。プロポーズを成功させたいなら、相応しくない意味の花も確認しておきましょう。
4. サンジョルディの日ってなに?
スペインのカタルーニャ州発祥の「サンジョルディの日」という記念日があります。サンジョルディの日は男性から女性に花を贈り、女性からは本を贈るという記念日で、毎年4月23日に祝われます。
サンジョルディの日にバラを女性に贈る理由は「ドラゴンを倒して、王様の娘に赤いバラを渡した」という伝説から、男性に本を贈る理由は「世界 本の日」が由来しています。日本ではあまりなじみのない記念日かもしれませんが、欧州ではバラを贈る日として有名です。
5. まとめ
今回は花を贈る記念日の種類や、どの記念日にどの花を贈るべきかなどをご紹介しました。プロポーズや結婚記念日には、バラを贈る方も多いでしょう。バラの花言葉は素敵なものばかりで、特別感も演出できます。記念日に花を贈るなら選び方のポイントを押さえて、相応しくない意味をもつ花を選ばないように注意してください。
もしプロポーズに渡す花選びで迷ったときには、ぜひ一度「プレシャス株式会社」にご来店ください。思い出に残る花を選べるよう、お手伝いします。